鳥取市 鳥取砂丘にほど近い場所にある 「砂の美術館」は市内No.1の 観光名所であり、ほぼ、1年に一度 テーマを変えて展示しているようです。 館内には、プロが長い年月をかけて 制作した繊細さと、躍動感あふれる 砂の彫刻を間近で鑑賞することができます。
【砂の美術館】
鳥取砂丘 砂の美術館
〒689-0105 鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17
TEL : 0857-20-2231 / FAX : 0857-20-2232
砂の美術館は、自然が気の遠くなるような長い年月をかけて作り出された「鳥取砂丘」にほど近い場所にあります。自然が作り出した造形美に照らし合わせるように、人の作り上げた新しい造形美を加えた美術館と行ったところでしょうか。
砂像プロデューサーとして国内外で活躍されている茶圓勝彦氏が総合プロデュースを務めており、毎年各国から砂像彫刻家を招いて世界でも最高レベルの砂像を展示しています。
「砂で世界旅行」というテーマがあり、毎年これに基づきテーマを変えて展示を行っているようです。
展示期間が過ぎれば、砂像は元の砂にもどるわけで、この限られた期間にしか存在することができない砂像ですから、はかなく、美しい造形を作り上げるための砂像彫刻家の情熱と意気込みが目の前で感じられると思います。
こちらは、第10期のテーマ「砂で世界旅行・アメリカ編」の会場の様子です。
美術館なのだけれど、砂像の規模が大きいので、一見大きな倉庫のなかに砂像がいくつも展示されている感じでした。
大きさといい、細かい細部まで精巧に作り上げられている砂像は目を見張るほど美しいです。本当に一粒一粒の砂から出来上がっているようには一見みえないくらい素晴らしいの一言に尽きます。
いかがでしょうか・・
奥に見える人と比べると、大体の大きさがお分かりになっていただけると思いますが、とてつもなく大きいです。この砂像を作るための時間といい、展示が終了すると元の砂に戻ってしまうという儚さを考えながら鑑賞すると、また違った視点でまわれると思います。
動画でみると、迫力が伝わるかと思います。
世界各国の砂像彫刻家の芸術を味わってもらえるのではないでしょうか。
ぜひ、大迫力ながら、砂の持つ繊細さを、一度ご覧になってくださいませ
【現在までのテーマ一覧】
第1期 イタリア・ルネサンス
2006年11月18日~2007年1月3日
第2期 世界遺産・アジア編 ~アジアの風にのって~
2008年4月26日~2009年1月3日
第3期 砂で世界旅行・オーストリア編 ~貴族文化と音楽の都を訪ねて~
2009年9月18日~2010年1月3日
第4期 砂で世界旅行・アフリカ ~偉大なる大陸の歩みを訪ねて~
第5期 砂で世界旅行・イギリス編 ~語り継がれる大英帝国の繁栄と王室の誇り~
第6期 砂で世界旅行・東南アジア編 ~王朝の栄華とよみがえる神秘の国々~
2013年4月20日~2014年1月5日
第7期 砂で世界旅行・ロシア編 ~大国の歴史と芸術の都を訪ねて~
2014年4月19日~2015年1月4日
第8期 砂で世界旅行・ドイツ編 ~中世の面影とおとぎの国を訪ねて~
2015年4月18日~2016年1月3日
第9期 砂で世界旅行・南米編 ~繁栄の記憶を留める奇蹟の新大陸を訪ねて~
2016年4月16日~2017年1月3日
第10期 砂で世界旅行・アメリカ編 ~世界に誇る大自然と自由の国を訪ねて~
2017年4月15日~2018年1月3日
第11期 砂で世界旅行・北欧編~美しい大自然と幻想的な物語の世界へ~
2018年4月14日~2019年1月6日〈現在催し中〉
館内バリアフリーで大人も、こどもも楽しんでいただける事間違いなしです!